第1回東北海道ブロック大会北見大会【2025.10.4】

2025.10.10 2025.10.10

大地くん

　2025年10月4日（土）、東北海道ブロックのメンバーが北見市に集い、公益社団法人日本青年会議所北海道地区東北海道ブロック協議会2025年度第1回東北海道ブロック大会北見大会が開催されました。

　本大会は、地域課題に対し青年会議所が単独ではなく、他団体・行政・教育機関と連携しながら、次世代を担うリーダーを育成する機会として位置づけられました。

　当日は､各委員会による発表に加え、1年間の活動を締めくくる卒業式も行われ、仲間の新たな門出を多くのメンバーが温かく見送りました。

　それぞれの取り組みや思いを共有し、地域をより良くするためのJC運動の絆を再確認する一日となりました。

この記事の目次

１、開会式　セレモニー

　はじめに、公益社団法人日本青年会議所東北海道ブロック協議会2025年度会長梶原成悟（かじわらせいご）君よりご挨拶がありました。

　少子化・人口減少が進む中、青年会議所の活動には限りがあるからこそ、他団体や自治体との連携が重要であると述べられました。

　また、会員在籍期間の短期化している現状を踏まえ、次世代リーダー育成の大切さを強調し「行動しなければ何も始まらない」と語り、最後に「この１年の経験を自らの原点とし、成長につなげてほしい」と結ばれました。

　次に、開催地を代表して、公益社団法人北見青年会議所理事長三好学（みよしまなぶ）君よりご挨拶がありました。

　北見の主要産業である「たまねぎ・ホタテ・温泉・オホーツクビール」などを紹介しつつ、地域の課題にも触れ、「この時代だからこそ、青年会議所が地域に光を投じる存在でなければならない」と力強く語られました。
　最後に、「ぜひ北見の食と文化を楽しんでください」と来場者へ温かく呼びかけられました。

　次に、公益社団法人日本青年会議所東北海道ブロック協議会2025年度会長梶原成悟君から、公益社団法人日本青年会議所東北海道ブロック協議会2026年度会長予定者　石井　恭平（いしい　きょうへい）君へ、想いと希望が詰まった「鑰」と「襷」が継承されました。

２、アカデミー研修塾　報告会

　はじめに、星野塾長チームからは、一般社団法人帯広青年会議所　アカデミー委員会　堀田美紗貴（ほりた　みさき）君が塾代表を務め、「地元の魅力を味わいから伝える」テーマで発表が行われました。各地域（北見・帯広・稚内・小樽／余市など）の地酒、クラフトビール、ワインなどを調査し、地域風土・水質・農産物といった背景にも触れながら、その個性を丁寧に紹介しました。

　地元の文化と人のつながりを実感したエピソードが語られ、最後に「本日の大会後には、ぜひ地域の酒で乾杯を」というメッセージで締めくくられ、参加者から大きな拍手を受けました。

　次に、喜多塾長チームの活動報告では、一般社団法人帯広青年会議所　アカデミー委員会　鵜木　三太（うのき　さんた）君が塾代表を務め、　各地メンバーが Google マップを駆使して、自地域の観光・飲食スポットや見どころを紹介しました。

　発表には、旭川の「烈火七夕まつり」、稚内の「白い道」、北見の「焼肉文化」など、地域色あふれるテーマが登場。違った立場や地域で活動する仲間たちの熱意が伝わる内容でした。報告の締めくくりとして、「この発表を契機に、アカデミー生同士の絆をさらに強めたい」との言葉がありました。

３、卒業式

　次に、卒業式が執り行われました。一般社団法人帯広青年会議所からは、理事長　米澤　祥隆（よねざわ　よしたか）君、副理事長　浜野　祥一（はまの　しょういち）君、そして広報戦略委員会　副委員長　林　大介（はやし　だいすけ）君が参加しました。卒業生代表として、一般社団法人中標津青年会議所　安齊　浩紀（あんざい　ひろき）君から、これまでのJC活動を振り返る力強い挨拶が贈られました。「JCは自分にとって平成最後の青春だった」と感慨深く語り、育児とJC運動を両立しながら11年間尽くした経験を述べられました。「卒業は終わりではなく、本番の始まり」「JCで得た学びをこれからの人生で生かしていく」との言葉には、多くのメンバーが胸を打たれました。　最後は「JCをやっていれば未来は明るい」との強い想いで締められ、会場には大きな拍手が響きました。

４、おわりに