

(社)帯広青年会議所は昭和33年の創設以来、修練、奉仕、友情の3信条を基本理念として、広域まちづくり、都市環境問題、青少年育成事業、国際化問題など多くの事業を展開してきました。
それらを通してわれわれが目指すものは「明るく豊かな社会づくり」であり、その活動をより効果的に推進していくためには青年会議所メンバーはもちろん、地域に住む方々皆に理解していただける理念が必要です。
青年会議所が単年度制の人事という独特の仕組みの中で「明るく豊かな社会づくり」を実現して行くためには、一貫した理念に基づき様々な活動に整合性を持たせる必要があり、(社)帯広青年会議所は、本活動指針により組織として過去から未来へとつながる指標を示すことといたします。
さらに今後10年間この指針を柱として活動することで、単年度の枠を越えた継続的な青年会議所活動による大いなる成果を期待するものとします。

この「とかち」において(社)帯広青年会議所(帯広JC)が果たさなければいけない役割は、地域に活力を与え、地域振興の旗振り役となる事ではないでしょうか。
まちづくりには様々な組織が連携を取りながら関わっていますが、(社)帯広青年会議所は決してその主役ではありません。しかし組織としての特性を生かしながら地域に活力を与える存在に成ることが大切です。
主食にはなれないが欠乏すると地域の活力を失わせてしまうもの。それが「ビタミンJ」です。
JCでなくては出来ないことをする。その精神を心に刻みながらビタミンJとなるための5つの基本スタンスを以下に揚げます。
- 軽翔性…軽やかに高く跳べること
- 俊敏性…素早く行動すること
- 積極性…失敗をおそれないこと
- 視覚性…誰が見てもわかる活動をすること
- 多様性…様々な視点を持つこと

(社)帯広青年会議所はまちづくりに携わる様々な団体の中へ積極的に飛び込み、たとえ小さくてもそこにアイドルギアとして介在することで自らの存在価値を発揮し、地域づくりのコーディネーターとして存在する必要があると考えます。そしてそれによりまちづくりに活力を与えることができると考えます。

(社)帯広青年会議所は様々な事業を行ってきました。事業の形態は時代の流れと共に変わりますが「とかち」に活力を与え、明るく豊かな地域を創造する精神は継承していかなければなりません。
今後「とかち」が直面するであろう問題を正面に見すえ、(社)帯広青年会議所メンバーの限られた時間と、資金をより効率的に活用するため、過去から受け継ぐ精神をふまえて以下の事業を優先的に行います。

「とかち」の地域特性はまぎれもなく雄大な自然と、その自然を生かした産業にあると思われます。だからこそ、その地での自然環境問題への取組みは必要不可欠なものであり、自分たちの地域の自然環境のすばらしさを次世代の子供たちに、持続可能な形で引き継ぐことを重点において活動を展開します。
「とかち」の風景を世界中の人々が目に浮かべられてこそ、真のとかちブランドの発信につながると考えます。

今後ゆとりの教育が実施される中で、学校教育では学び得ない事を「とかち」の特性を生かしながら、「親として」「大人として」子供たちに体験させ、「感動」を与え、心を育んで行きます。そして子供たちから大人への心の声を受け入れられる社会を築きます。

今後地域主権の時代を迎える中で、「とかちはひとつ」をさらに現実のものとするため、官民が一体となった広域連携の実現のための橋渡しを担います。そのために地域住民一人ひとりの意識の高揚、そして心をひとつにすることを主眼においた活動を展開します。

全国の青年会議所メンバー1万5千人以上が「とかち」の大地を踏むことで、実際に「とかち」のすばらしさを体感してもらいます。その運営に当たっては地域の行政、住民とさらなる信頼関係を築き上げ、経済効果を含めた地域の活性化を目指します。そのために全国にわれわれが進めるまちづくりのビジョンを発信する場となる、(社)日本青年会議所全国会員大会を「とかち」で開催する夢を描きます。

様々な職種、個性の集合体である(社)帯広青年会議所は、メンバー一人ひとりが魅力的な人間となり、個性を十分発揮することでより組織としての力を発揮すると考えます。
メンバーは決して一つの価値観に拘束されるのではなく、自ら青年会議所をより素晴らしいものにするために何ができるかを考え、進んで行動を起こすことを心に命じます。そしてそのために以下のことを実施いたします。
- 「とかちはひとつ」を(社)帯広青年会議所自ら実現するため、「とかち」全体を視野に入れた会員募集を行います。
- 男女共同参画社会の推進を視野に入れ、青年としての気概を抱く者に対し広く門戸を開くため、ジェンダーフリーの組織づくりを行います。
- 企業人としての個々の資質の向上を図り、自らの企業の発展に大いに役立て地域から日本の経済を支える組織づくりを行います。
- 外部広報を充実させ、より多くの人にJC活動を認知、賛同していただくことを目指します。
- 「とかち」を担う次世代のリーダーとなる気概を強く持ち、青年会議所活動すべてが自らの修練とこころえます。
- 常に時代の先端を見つめ時代に即した組織となるよう、たゆまざる改革を続けます。

この指針に記されていることを基本に、活動の優先順位を明確にすることで、(社)帯広青年会議所メンバー各自の限られた時間と、資産を効率的に配置しながらより有意義な青年会議所活動を行えるよう、組織として個人として研鑽し続けます。
- 1. 地域へ向けて
- 未来の「とかち」が明るく豊かであるために、地域の活力源となろう。
- 2. 事業の中心にある精神
- 様々な事業を「大人として」、「親として」明るく豊かな社会を次世代へ引き継ぐための活動ととらえよう。
- 3. 組織として
- より輝く組織となるために(社)帯広青年会議所メンバー一人ひとりが光り輝こう。

創立50年の節目を迎えた(社)帯広青年会議所は未来をしっかりと見据えながら、次に記すことを推進していきます。

- とかちの未来を自ら考え行動できる子供たちの「学び舎」を作ること
- 親や子供に対して、子供たちが現実の「夢」を抱けるような運動展開を行うこと
- この地域や国の歴史と文化、そして日本人としての道徳観や精神性を学び身に付ける活動を行うこと
- 一人ひとりが地球規模で環境に配慮できる運動を行うこと

「まち創りはひと創り」で片付けるのではなく、ひと創りの環境を創ることがまち創りと定義します。
- ひと創りの環境整備をすること
- 行政・企業との連携を図ること
- 地域の経済・社会・文化の振興を図るため、政策集団として提言すること
- これまでの運動展開で築いたこのまちの財産を継承し、そして有効活用すること
- 道州制を基にした法整備の提言をすること
- 自分たちの住む地域のグランドデザインを提言すること
- 与えられた義務を全うするべく憲法改正や選挙に関心を抱く運動をすること

上記の件を三役、室長、各委員会が調査研究し、また勉強会を開くこと。
- 全国会員大会を主管させて頂いたLOMとして責任と自信と誇りを自覚すること
- 地域のリーダーとしてのスキルを身に付けること
- 経済人として必要な経営知識を身に付けること
- グローバル的な視点を身に付けること
- 仲間を大切にし、上下関係は明確に敬意を示すこと
平成20年12月8日改訂