8月事業「Tokachi交流サロン～とかち帯広の観光を考える～」【2024.08.25】

2024.8.30 2024.8.30

大地くん

皆様、こんにちは！2024年8月25日（日）、8月事業「Tokachi交流サロン～とかち帯広の観光を考える～」が上士幌町山村開発センター、タウシュベツ川橋梁で開催されました！

　今回はムーンショット開発委員会が行う第2回目の事業になります。とかち帯広の地域経済活性化のためインバウンド観光を促進し、ガイドを中心とした観光客を受け入れる人材の担い手が不足しているため、地域の多くの方々にインバウンドに対応できるまちづくりに参画していただけるよう行政、地域団体や企業が地域のけん引役となって意識を醸成していくことを目的とした事業になります。

　まず初めに、一般社団法人帯広青年会議所　理事長　加藤　貴裕（かとう　たかひろ）君より「ムーンショット開発委員会が行う第2回目の事業で、このように多くの地域団体の方々、在留外国人の方々がご参加いただけたという事で、本事業を通して地域団体との連携やインバウンド観光を促進していけるように期待しております」と想いを述べました。

　次に一般社団法人帯広青年会議所　ムーンショット開発委員会　委員長　津田　祥平（つだ　しょうへい）君より、本事業の趣旨説明を行っていただきました。尚在留外国人の方々がいたので英語を交えての挨拶もされました。

　今回の事業「Tokachi交流サロン～とかち帯広の観光を考える～」で司会を務めていただいたのはムーンショット開発委員会　委員　三浦　勇利（みうら　ゆうり）君です。聞き取りやすく落ち着いた司会でスムーズに進行してくれました。

　次に株式会社Karch　板橋　正智（いたばし　まさとし）様より、地域での事例発表を行っていただきました。株式会社 Karch 様は上士幌町を事業拠点としている企業であり、上士幌町の観光推進や商品開発などを中心に活動されていて上士幌町だけではなく十勝全体で協力して今後のインバウンドなどの観光促進をしていきたいという想いを述べていただきました。

　タウシュベツ川橋梁（タウシュベツがわきょうりょう）は、日本の北海道に位置する橋梁で、特に美しい風景や歴史的な価値から観光名所として知られています。この橋は上士幌町のタウシュベツ川に架かっておりもともとは1937年に建設されました。タウシュベツ川橋梁は、コンクリート製のアーチ橋で全長約 220 メートルほどあります。特に冬季に水面が凍結し橋が水中に沈む姿や夏季に水位が下がった際に姿を現す様子が印象的です。

　タウシュベツ川橋梁付近の国有林では豊かな植生や動物たちが観察でき、ハイキングや自然観察を楽しむことができます。また、四季折々の風景が楽しめるため特に秋の紅葉シーズンや冬の雪景色は多くの観光客を惹きつけます。

　次にタウシュベツ川橋梁でフィールドワークを行いました。ここでは各グループに分かれていただき実際に株式会社Karch様のガイドがついてタウシュベツ川橋梁の歴史や自然について説明、コーディネートしていただき、地域団体の方々、在留外国人の方々に十勝の魅力を伝えていただきました。

　次にフィールドワークを終え上士幌町山村開発センターに戻り帯広青年会議所メンバーと地域団体の方々、在留外国人の方々を混ぜて各グループに分かれ、テーブルワークを行いました。ここでは自己紹介、フィールドワークを体験して感じたこと、今後私たちができること、1泊2日のツアーを考えてみようというテーマで議論していただき、最後に各テーブルで話し合ったことを発表していただきました。

　最後、ムーンショット開発委員会　副委員長　齊藤　謙（さいとう　けん）君より「本事業の実施を通して一般社団法人帯広青年会議所メンバーだけではなく地域の方々との交流を通し、とかち帯広の地域資源について考える良い機会となったかと思っております。今後のインバウンドの促進や地域の魅力を高めていくためにも継続したまちづくりが必要です。ぜひこれを機に皆様の力で、地域で協力した運動や活動に今後も繋げていただけましたら幸いです。そして今年度は実行委員会として取り組みました「とかち帯広の国際的なまちづくり実行委員会」並びに一般社団法人帯広青年会議所の運動や活動に参画していただけましたら幸いです」と気持ちのこもった総括をいただきました。

　最後にムーンショット開発委員会の集合写真です！津田委員長のもと、メンバーが連携を取りながら事業の達成に向けて邁進し結束を固める一助となりました！ムーンショット開発委員会では残すところ10月例会のみとなりました。最後までインバウンド促進や地域団体とのより一層の連携を目指し今後も運動、活動をしていきます！