
■グローバルユース国連大使育成事業とは
公益社団法人日本青年会義所が主催する「JCI JAPAN グローバルユース国連大使育成事業(旧JCI JAPAN 少年少女国連大使育成事業)」は、これからの日本や世界を担う青少年が、世界の文化や価値観に触れる機会を提供します。世界と連携し、民間外交を行うことによって世界平和と次世代が夢溢れる未来を描ける仕組みを創出することを目的とした活動です。
2022年度は、十勝から3名の高校生が参加されています。実際に活動したお話しを伺いました。

鹿追高等学校
岡原(おかはら)さん
■本事業に参加した動機をお聞かせください
海外への興味関心が元々あり、この事業が国際問題理解に繋がる点や実際に海外に行けるというこの事業にとても魅力を感じ応募しました。
■本事業でどのような活動をしたのかお聞かせください
国内での研修が3回あり、そこではそれぞれの企業や人のSDGsに対しての取り組みや今世界に求められているものはなんなのかといったことを学びました。インドネシアでの海外研修ではインドネシアの学生との現在のそれぞれの国での課題をディスカッションしたり講演を一緒に聴きました。また、バリではグリーンスクールやバリ博物館に行ってインドネシアの先進的な取り組みや歴史を学びました。
■活動を通して感想をお聞かせください
まずとても楽しかったです。この事業を通してたくさんの人と出会ってたくさんお話を聞いてとても充実していました。全国の意識に高い学生と共に学習したり研修を共にするだけでとても刺激になりました。
■参加して自分自身にどのような変化があったか聞かせてください。
同年代の学生や大人、様々な人と出会いとても視野が広がりました。 自分では考えることのできない角度から物事を見れる人が多くいて、その人たちからたくさん学ばさせてもらい以前よりも物事を多面的に見れるようになりました。また、全国はたまた世界のレベルの高さを痛感し今の学習などへの取り組みのモチベーションが上がりました。
■今回の学びを今後の活動にどのように活かしたいと思いますか。
自分自身も知らないことが多すぎたので一旦自分の中でしっかり消化し自分の思ったこと考えていることを真っ直ぐ周りの人たちに発信して行くようにしていきたいと思います。
■これから、参加を考えている学生へ一言お願いします。
とても多くのことが学べると思います。自分に何が合っているのか、何が好きなのか、何を考えているのか、何ができるのか、そういうものが明確になると思います。自分がそうでした。迷っているなら一歩目を踏み出してみましょう。新しい世界が見えます。

鹿追高等学校
羽賀(はが)さん
■本事業に参加した動機をお聞かせください
SDGsについて全く知らなかったのでSDGsを学ぶいい機会だと思って参加しました、またインドネシアに行けるというのも大きな要因でした。
■本事業でどのような活動をしたのかお聞かせください
国内での事前研修を通してSDGsについての講演を聞いたり、ディスカッションをしたりして理解を深めました。またインドネシア研修では現地の高校生と英語で会話したりディスカッションなどをしました。
■活動を通して感想をお聞かせください
感想としては他の大使が自分よりもすごい能力を思っていて、とても驚きました。ディスカッション力やプレゼン力、英語力など様々な面で優れていて自分のいい刺激になりました。
■参加して自分自身にどのような変化があったか聞かせてください。
自分の能力を高めるように行動しようと思うようになりました。とくに英語面に力を入れて会話が流暢のできるように勉強しています。また、SDGs関連のニュース記事などを多くみるようになりました。
■今回の学びを今後の活動にどのように活かしたいと思いますか。
自分の周りの人にSDGsを伝えていきたいです。友達と話したりしていてもSDGsの話にはなったりしないので積極的に話題に出るよう広めていきたいです。
■これから、参加を考えている学生へ一言お願いします。
よく聞くSDGsについてもっと理解を深めることができるのでとてもいい機会だと思います!また交友関係を広めるチャンスでもあります!

幕別清陵高等学校 櫻井さん
■本事業に参加した動機をお聞かせください
高校の授業で初めてSDGsに触れて、興味を持ちました。
高校の先輩に、参加した方がいて、その方からお話を聞いて参加を決意しました。英語は喋れなかったけど、インドネシアに行くことを決めてから頑張って勉強して覚えることができました。
■本事業でどのような活動をしたのかお聞かせください
国内研修では、企業でSDGsに取り組みをされているプロフェッショナルの方のお話を聞きに行きました。ユニセフの方や大樹町でロケットの開発をしている会社の方の話を聞いて、日本での問題を考えました。また、インドネシアに行った際にはどのような課題があるのか現地の学生と交流しました。現在は、地元に戻ってきて学んだことを活かして広める活動をしています。
■活動を通して感想をお聞かせください
自分が無知だったと感じました。実際にSDGsに取り組まれている方の話を聞いて、それから地元の問題を考えて、どうしたら自分の街がもっと良くなるのか考えるようになりました。
■参加して自分自身にどのような変化があったか聞かせてください。
昔は自分のことしか考えていませんでしたが、参加して視野が広がって、地元のことを考えてみたり、これから先のことを考えるようになりました。
■今回の学びを今後の活動にどのように活かしたいと思いますか。
大学に進学したいと思っています。経済や農業のことについて学んで、北海道に戻ってきたいと考えております。その中で今回参加した経験を活かしたいと考えてます。
■これから、参加を考えている学生へ一言お願いします。
例えば、北海道の人は北方領土問題については知っているけど、広島の原爆のことはニュースで聞いた話しか知らないですよね。住む地域が違えば考えることも思うことも違います。いろんな価値観や考え方をもった同世代と地域のことから世界のことまで考えたり話をできたのは大きな学びになりました。
学校を見てから、一回外に出てみるのはとても楽しいよってことを伝えたいです。


■ご興味のある方は
一般社団法人帯広青年会議所 とかちデザイン室 室長 中山 哲郎
携帯電話:090-7512-8002 / Mail:nakayama.tetsuro@soga.ne.jp
までご連絡ください。