年間スローガン


希望ある未来へ
~果敢に挑戦できるJAYCEEであれ!~

基本方針


はじめに

 2020年初頭から世界中で巻き起こるパンデミック により、 これまでの常識であった日常生活が通用しなくなり、 2022 年現在も 様々 な 課題と変化に対応すべく模索し続けるニューノーマル時代へと歩みを進めています。しかしながら国や多くの自治体での課題は多く、より明確なビジョンが求められています。

変化を求められる現在

 私たちは青年会議所に入会して等しく与えられる機会に自らの意志で 前向きに 向き合うことができているでしょうか。 「 自身の限界 」 を定め、 前向き に 挑戦すること に 「 足踏み 」 していることも多いのではないでしょうか。実際、私も 「 自身 の限界 」 を 定めて いたかもしれません。 しかし 、前向きに挑戦する 一歩を踏み出す ことで 得られる機会はとても多く、切磋琢磨しながら挑戦することで 信頼できる多くの仲間ができ、 共に成長 できる 喜び を知 ることができる青年会議所。 JAYCEEであることに 誇りを 持ち 、 責任世代である私たち が 地域の今 を真剣に見つめ、 地域の未来 を 創造して い かなければなりません。

 そのためにも、私たちが目指す持続可能な社会の実現に向けて、地域との連携を強固にし、中長期ビジョンを描き、地域と共創しながら継的かつ地域に根ざす魅力的な運動に挑戦する必要があります。継続していくことが成功の重要な要因であることを意味する

 「継続は力なり 」 という 言葉があるように 、 継続的かつ地域に根ざす魅力的な運動を創出していくことが青年会議所の存在意義 となるのではないでしょうか。帯広青年会議所は変わりゆく時代の課題に前向きに挑戦し続け、64 年という長きに渡り、地域の総合的な発展に寄与 し てき ました。 65 年の節目を迎える今、 先輩諸氏の想いや歴史に感謝をし 、 希望ある「未来」 を地域と 共創していきましょう 。

帯広青年会議所創立 65 周年


 帯広青年会議所は 1958 年(昭和 33 年) 10 月 20 日に「明るい豊かな社会の実現」を目指し設立され 、 翌 1959 年(昭和 34 年) 1 月 27 日に日本で 153 番目の青年会議所として承認されました。設立当時 、 36 名の志は 昭和 の 時代から平成 の 時代、そして 現在の令和 の 時代へ 継承されて今の青年会議所があります。64年の歴史を紐解き 、明るい豊かな社会の実現のために勇気を 持って 果敢に挑戦してこられた先人 たちの意志と想いに敬意を表しながら、 65 年 目を迎える 今、大きな変化を見せる時代だからこそ、温故知新の精神で持続可能な「未来」せる時代だからこそ、温故知新の精神で持続可能な「未来」を描いていきます。を描いていきます。

「厳粛な運営 」 と 「 連携した 渉外 」

 「運営の帯広」と 語り継がれる 帯広青年会議所。 そこには 定款、諸規則の遵守、 緊張感のあるセレモニーや諸会議 と先輩諸氏から受け継がれてきた ルールが存在し ます。 しかし 近年、社会の変化に伴 い WEB を活用するなど運営の 手法も多様化している現状があります。時代 に合わせた運営 を求められている今だからこそ、変化に柔軟に 挑戦 しつつも、 根幹には必ず 厳粛な運営が不可欠であり、 先輩諸氏から受け継がれてきた 運営に 誇りを 持ち LOMの 運営への 意識を高めていく 必要があります。青年会議所の運動は運営という地盤の上に成り立っており、 厳粛で規律ある運営があるからこそ帯広 青年会議所の事業、例会 は力強く推進できることを理解して組織として価値を高めましょうまた、青年会議所は LOM 以外にも 多くの機会があり、多くのメンバーが 重要性を理解し、積極的 な姿勢 で臨むことで、結果的に 帯広青年会議所の結束力を高めることに繋がります。そのためには国際青年会議所、公益 社団 法人日本青年会議所 、公益社団法人日本青年会議所北海道地区協議会、各地 会員 会議所などとの連携が必要不可欠です。また青年会議所のネットワークを最大限活かし、LOM 全体の熱量を 上げ 、地域により力強い運動発信 に挑戦していきましょう。

持続可能な「未来」を共創しよう

 近年、目まぐるしく変化する社会情勢によって、生活様式や経済活動にも変化を強いられ、地域としても優先的に目の前の課題を解決することに先行しなくて は ならない現実、当たり前だったものが当たり前 ではな くなるニューノーマル時代の幕開けなど、社会活動や、経
済活動においても商業施設の閉鎖や観光事業、外食産業の衰退など多くの課題は残されています。
帯広青年会議所は地域 の 持続可能 な社会の実現に向けて、 次代を担う 青年世代に とかち帯広の 「未来」を見据え た地域のブランディングや行政機関、各種団体企業 と SDGs パ ートナーシップを強化し た 運動 展開や、地域 性や風土を活かし交流人口の促進や、地域に住ま
う人々に向けて 、 住みたい まち「とかち帯広」を目指し 、青年世代の 人財 育成や市民の主体者意識の醸成など 、 様々 な運 動に挑戦してまいりました。
青年会議所の特徴である「単年度制」。これは地域に向けた運動も 単年度で 実現 可能なもの に挑戦し、短期的 な戦略や戦術を駆使し インパクト を 与え る ことで 効果的 に地域 に運動を展開してまいりました が、 これから 私たちが目指す 持続可能な社会の実現に は より地域
との連携を強固にし、 中長期ビジョンを描き、地域と共創しながら継続的 かつ 地域に根ざす魅力的な運動を推進していかなければなりません。
明るい豊かな社会の実現には 「ひとづくり」からはじまる「まちづくり」 が重要であり 、次代を担う青年世代次代を担う青年世代にに未来を未来をデザインデザインする機会をする機会を創出創出するすることことでで、、地域に地域に住まう住まう人々と魅人々と魅力や価値を共有力や価値を共有しし、愛郷心や主体者意識、愛郷心や主体者意識をを醸成醸成するする「ひとづくり」ができれば持続可能な「未来」を見据えて地域と共に創り育てる「まちづくり」繋がります。ます。
地域性や風土を活かし、地域と連携しながら地域と連携しながら、、誇れるまち「とかち帯広」誇れるまち「とかち帯広」に向けてに向けて地域地域とと共創し共創し持続可能な「未来」持続可能な「未来」描描いていきましょういていきましょう。。

組織力向上は会員の「熱量」

 組織力が向上するとはどのようなものなのでしょうか。青年会議所は地域の課題に真剣に向き合い 運動を展開しています。
しかし 、 2020 年初頭から今までの常識が世界中の 様々 なコミュニティで変化を強いられ 、 青年会議所も 例会、 事業 の WEB 導入、諸会議、各 種大会への WEB 参加など、参加しやすい機会を提供する ことに挑戦してきまし た が、 その弊害として実際に参加 すること
によるコミュニケ―ションから生まれる信頼関係 の構築が難しく、在籍年数が短い メンバー にとって青年会議所の当たり前 への熱量の差が生まれ、組織運営に 重要 な積極性が 希薄化 して い る 側面もみられます。
 そこで、 改めて 全てのメンバー が 現地 参加する意義を理解し 実践することで、 メンバー間に 「相互扶助の精神」が 生まれ 、 今まで以上に 青年会議所運動に 強い関心を寄せていただくことができます。
だからこそ、 対面による交流 を 促進する こと が 必要であり 、 交流 から メンバー の仲間意識を強め、共に活動する動機を 明確にすること が 、 メンバーの「熱量」を上げ ることに繋がり、結果として強固な組織となります。様々な交流の機会を創出 することで メンバー相互の 「絆」 を 育み 、 一人ひとりの 「熱量」を上げ 、 組織の 結束力 を高めていきましょう。

次代へ繋ぐ「会員拡大」

 私たち に は持続可能な「未来」を見据えて 、 地域を牽引するリーダーとなる 同志 を増やすことが必要不可欠で あり、会員数は地域に存在意義を示す一つの指標でもあります。 青年会議所の会員 は 40 歳を迎えると卒業となり、 何もしなければ毎年会員減少に直結します。平
成 5 年の 185 名の会員数をピークに減少傾向にある会員数。 会員拡大は「究極の青年会議所運動」とも呼ばれていますが、 会員拡大の行きつく先には 地域に向けて 取り組んでいる市民意識変革運動に繋 がり、それこそが地域での青年会議所の存在価値とな ります。だからこ
そ青年会議所に所属している誇りを胸に、 100 名を目指し、成果に拘った会員拡大を実践しましょう。

次代へ繋ぐ「人財 育成」

 

 入会の動機はそれぞれあれども 勇気と覚悟をもって入会を決意した新入会員を心から歓迎いたします。

 青年会議所に入会すると「究極の学び舎」と新入会員は必ず耳にすることでしょう。青年会議所では他で経験できない多くの
学びがあり、 私たちメンバーには 等しく与えられる 成長の 機会 があります。 しかしながら 、 求めるだけでは 何も与えてくれないのも青年会議所です。 全ては自己責任となり、 JAYCEEとして自己が率先して機会に向き合 う姿勢が重要となります。 入会 1 年目だからこそ 迷いや不安を感じ 、判断できない状況もあるかもしれません。だからこそ勇気を 持って 迷わず参加することが重要 と なり、必ず後押ししてくれる仲間がいます。
 新入会員は帯広青年会議所 の歴史 や思想 を 次代へ繋ぐための大切な人財です。 青年会議所の厳格なルールやマナーはもちろんのこと、一人ひとりが輝くためのビジョンを描 けるよう、 互いに切磋琢磨し ながら地域を牽引するJAYCEEを目指しましょう

終わりに

「失敗が多い人は、挑戦の多い人失敗なくして成 長 なし 」

 青年会議所は「 単年度制 」 という特徴を 持ち 、他では決して得る こと のできな い 学びの機会 と権利が 平等に与えられます。 与えられた機会に挑戦する ため には勇気 も必要です。しかし、 挑戦をすることで 自己 成長させることができ、挑戦 することで 自分の 持つ 新しい可能性を教えてくれます。 チャンスと捉えるかは自分次第です。 挑戦とは、自分の力を発揮すれば容易に成功できる低いハードルを乗り越えることを指しません。挑戦とは、今の力では克服でき ていない 高いハードルを乗り越えることを指します。このように考えた場合、自
分では挑戦をしていると思っていても、 本当の意味での 挑戦 はできてないのかもしれません 。
「真正面から立ち向かえば、どんなことでも変わるというわけではありません。けれど、真っ向から立ち向かわなければ、何も変わらないのです」青年会議所は 40 歳までの限られた時間です。 家族、仲間、会社、地域のために勇気を 持って 一歩を踏み出し 挑戦しましょう。そして最後は必ず自己のためになるのだから。

青年会議所は挑戦の連続である。