第55次北方領土返還要求現地視察大会【2024.07.06-07】

7月6日(土)と7日(日)、根室の地にて公益社団法人日本青年会議所 第55次北方領土返還要求現地視察大会が開催されました。
公益社団法人日本青年会議所による北方領土返還に向けた運動は、1971年より始まりました。北方領土返還要求現地視察大会は、北方領土に近い根室市に赴くことで運動の灯火を絶やさないことを決意することを目的として開催されているものですが、残念ながら未だ返還に至らず、本年度も開催する運びとなりました。

初日は開会セレモニーと意識喚起事業が開催され、北方領土問題について学ぶ機会と翌日に控えた大会式典のPRが行われました。
北海道各地青年会議所から多くのメンバーが集まり、返還要求に対しての関心の高さがうかがえました。

初めに根室高等学校 北方領土根室研究会による出前講座が行われ、クイズを交えたアイスブレイクを行いながら北方領土問題について分かりやすく講演していただきました。

元島民であり、北方領土の語り部として鈴木 咲子(すずき さきこ)様から当時の原体験に基づいたスピーチを拝聴し、我々の世代が北方領土問題の未来に向けてこの問題を継承していく想いとなるお話をいただきました。


その後のパネルディスカッションでは、沖縄や島根の青年会議所メンバーをお呼びして北方領土だけではなく、竹島や尖閣諸島など同じく日本が抱えている領土問題について解決の糸口や事例なども紹介するなどして、議論が行われました。

7月7日(日)大会2日目の式典ですが、あいにくの天気により例年と同じ望郷の岬公園で開催することができませんでした。
1日目と同じ会場で屋内ではありましたが、一般の方を含めたくさんの方々が第55次北方領土返還要求現地視察大会に参加しました!

初めに、公益社団法人日本青年会議所 会頭 小西 毅(こにし たけし)君より「未だロシアとは平和条約の締結ができていなく、またウクライナ侵攻も2年の歳月が過ぎています。このような緊迫した国際情勢においては国家間の協議が難しく、これまで進めてきた針が止まったようでとても残念に思う。引き続き青年会議所メンバー全員が次代を担う役割を自覚し、領土問題の啓発や民間外交の展開など解決に向けた運動に邁進していきましょう」と挨拶をいただきました。

令和5年度開催の第 38 回“北方領土を考える”高校生弁論大会において、最優秀賞(外務大臣賞)を受賞されている 上田 百恵(うえだ ももえ)様から「互いに相手の文化を尊重し合うこと。そして、国民全員が北方領土問題を自分ごととして考え共存の道を目指すことが必要である」と北方領土問題解決に向けたスピーチをいただきました。

最後に、一般社団法人帯広青年会議所から出席したメンバー全員での記念撮影です。
今回の大会で北方領土問題について学び、返還要求に向けて想いを新たにすることができました。残念ながら現地に来られなかったメンバーにもこの想いを伝え、解決に向けた運動について一丸となって取り組んでいきたいと思います!

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