5月第二例会「とかち帯広の地域経済活性化のために」【2024.05.23】

2024.5.28 2024.5.28

大地くん

　みなさんこんにちは！

　本日は5月23日（木）に開催された5月第二例会「とかち帯広の地域経済活性化のために」の様子をお届けします。

　はじめに、一般社団法人帯広青年会議所理事長加藤貴裕（かとうたかひろ）君より「帯広青年会議所が何をしているのかと思う方も多いと思います。端的に言いますと、とかち帯広のために自分たちは何ができるのかという事を、日夜会議を重ねている団体です。そのような中で我々が思い立った結論、それは十勝型ムーンショットを作ろう！ムーンショットというのは、実現は難しいが達成できれば地域に大きなインパクトを与えられること。とかち帯広のために大きく壮大な目標を掲げ、その中の第一歩として本日第ニ例会とかち帯広の地域経済活性化のためにを皆様にお示ししようと思い開催させていただきます」と開催にあたり挨拶をしていただきました。

　続きまして、一般社団法人帯広青年会議所ムーンショット開発委員会委員長津田祥平（つだしょうへい）君より趣旨説明を行いました。「とかち帯広の地域経済活性化のために、当委員会で運動を展開しておりますインバウンドの促進について皆様にお聞きいただきまして我々のビジョンを共有し志を共にすることで今後のより良い運動につなげていきたいと考えております」とお話いたしました。

　司会を担当しましたのは、ムーンショット開発委員会委員深澤友貴（ふかざわゆうき）君です！スムーズな司会進行を行っていただきました。

　第1部では、一般社団法人花巻青年会議所より公益社団法人日本青年会議所 2024年度経済グループ地域経済活性化会議議長として地方創生のため全国各地の青年会議所と連携し、インバウンド観光の促進による地域経済活性化を推進しております佐藤貴也（さとうたかや）君より「とかち帯広が全国的に見てもインバウンド観光にとても特化していて可能性が大きな地域なので、その特性などを活かしてインバウンド観光につなげることが必要です」とデータを元に的確でわかりやすいご講演をいただきました。

　第2部は、国土交通省に入省後は観光分野においての役職を歴任されており、著書「アドベンチャートラベル大全」を共同で執筆されるなど、観光での取り組みを牽引されております国土交通省北海道開発局帯広開発建設部実重貴之（さねしげたかゆき）様にご講演いただきました。これからの観光で欠かせない高付加価値、地域貢献に恩恵をもたらすアドベンチャートラベルの可能性について、「アドベンチャートラベルは地元との関係性に重視していまして経済活性化に強い関わりがある」とわかりやすくお話いただきました。

　第3部では、佐藤君、実重様、チャム祐子（ゆうこ）様にも加わっていただき、津田委員長を含めた4名でトークセッションを行いました。チャム様はJICA 北海道センター帯広国際協力推進員として日頃より、地域での国際協力について、十勝帯広の外国人受け入れや、今後の国際的なまちづくりについて精力的に活動されている方です。トークセッションでは第1部でお話しいただいたインバウンド観光の必要性について、第２部でお話しいただいたアドベンチャートラベルの可能性について、チャム様からみたインバウンド観光についての考え方など様々な視点での議論を深めていただき皆様にわかりやすい形でお聞きいただきました。

　最後に、津田委員長より今年度取り組んでいく事業、例会について発表をさせていただきました。「今年度帯広青年会議所ではインバウンドの促進に向けて取り組んでまいりますので、ぜひ地域の方々と連携いたしまして小さい運動からより大きな運動につなげていきたいと考えております」という期待の言葉で締め、インバウンドの促進に向けた事業の参加、協賛の呼びかけを行いました。