第53次北方領土返還要求現地視察大会【2022.07.02~03】
7月2日(土)~3日(日)、公益社団法人日本青年会議所 北海道地区協議会 国際関係委員会 委員長 加藤 貴裕(かとう たかひろ)君が担当する事業、第53次北方領土返還要求現地視察大会が根室の地にて開催されました。
公益社団法人日本青年会議所による北方領土返還に向けた運動は、1971年より始まりました。
北方領土返還要求現地視察大会は北方領土に近い根室市に赴くことで、運動の灯火を絶やさないことを決意することを目的として毎年開催されているものです。
新型コロナウイルスの影響により、現地開催されるのは3年ぶりのこととなりました。
根室市総合文化会館で開催された初日のプログラムでは、開会セレモニーに続いて意識喚起事業として「今後の国際情勢」についてのご講演と、「これからの北方領土」についてのトークセッションが行われました。
トークセッションではパネリストの1人として、一般社団法人帯広青年会議所の推薦を受けて2021年度 JCI JAPAN グローバルユース国連大使を務めた、十勝出身の島崎 愛彩(しまざき まなさ)さんが登壇。
これからの未来を担う若い若者の代表として、「若者が北方領土問題に感じること」「国際社会に対する距離感」などについて考えを述べ、他のパネリストの方々と意見を交わしました。
大会2日目には、納沙布岬に位置する望郷の岬公園において大会式典が開催されました。
前日に続いて、2021年度 JCI JAPAN グローバルユース国連大使 島崎 愛彩(しまざき まなさ)さんが学生代表としてスピーチに立ち、北方領土問題に対する考えを述べ、「一人ひとりが想いをもって動けば世界は動き出す。強い信念をもって想いを共に届けていこう」と出席者に向けて呼びかけました。
この他にも、北方領土問題解決に向けて取り組まれている方々からのスピーチや、元島民の方からの太平洋戦争当時のお話があり、北方領土問題のこれまでとこれからについて想いを馳せる式典となりました。
第53次北方領土返還要求現地視察大会に出席したメンバーでの記念撮影です。※写真撮影時のみマスクを外しています。
北方領土問題について学び、返還要求に向けて想いを新たにした大会となりました。
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