11月例会「卒業会員卓話」【2023.11.22】

 皆さん、こんにちは!

 11月22日に11月例会「卒業会員卓話」が開催されましたのでご報告いたします!

 

 卒業会員卓話は、本年度御卒業を迎える卒業会員(※1)の集大成の一つとして、各卒業会員の青年会議所運動に携わってきた経験や熱い想い等をお話しいただき、卓話を聴く現役メンバーに繋いでいく帯広青年会議所の伝統ある事業です。 本年度御卒業を迎えられる7名の卒業会員による卒業会員卓話を実施しましたのでご覧ください!

※1卒業会員…青年会議所は20歳から40歳までの青年により構成されており、40歳を迎えた年に卒業という形態をとっており、卒業後はOB会員として現役会員を支えていただいております。

 まずはじめに、理事長 世良 雄大(せら ゆうだい)君より、「「2023年度もついにこの日がやってきました!本年度御卒業を迎えられる皆様、今日は皆様の想いの丈を存分に私たちメンバーに残していただき、それぞれの在籍期間の集大成としてください!」と力強いご挨拶をいただきました。

 次に、副理事長 出村 哲教(でむら てつのり)君より、「私も卒業会員の一人として本日を迎えられたことを大変嬉しく思います。今後の皆様の糧となるよう私たち卒業会員が得てきた学びと想いを皆様に残していきたいと思います。」と開催の趣旨を説明いただきました。

 1人目は池本 考範(いけもと たかのり)御卒業です。

 「この団体に入って2割は非常に楽しく、残りの8割は辛かったというのが率直な感想です。ただ、この4年の在籍で、人前での話し方、そして文章の書き方というものに非常に大きな学びと成長を実感しています。本年度仕事の関係で大きな資格に挑戦し、面接試験で多くの名立たる公職の方々を前で重箱の隅をつつくような質疑に対して答弁した際に、帯広青年会議所の理事会が如何にレベルの高いもので、気づけば自分がそれにより成長していたかを実感しました。現役メンバーの皆様には是非とも仲間を大切にしていただき、本当に苦しい時に支えてくれたり助け合える仲間がこの団体では得ることができますので、これからも頑張ってください。」

 池本御卒業ありがとうございました!  

※卓話の内容は抜粋となりますのでご了承ください。

 

 2人目は太田 めぐみ(おおた めぐみ)御卒業です。

 「私は4年という短い在籍期間でしたが、まつりで始まりまつりで終わるJCライフでした。入会して非常に楽しく参加させてもらったおびひろ氷まつり(※2)を、この最終年度にまつり議長としておびひろ氷まつりを企画・運営させていただけたことに感謝いたします。ただ、実際に先頭に立つ立場になった時、こんなにも大変で辛くて言うこと聞かないメンバーも多くいて頭がおかしくなりそうな時もありましたが、最後までやり切れたのは協力してくれるメンバー、助け支えてくれた同期のみんな、応援してくれる先輩方のおかげです。カッコ良くて熱い方がたくさんいるこの青年会議所が、これからもカッコ良い組織であり続けてほしいと思います。」

 太田御卒業ありがとうございました!

 ※卓話の内容は抜粋となりますのでご了承ください。

 ※2おびひろ氷まつり…帯広青年会議所は、十勝おびひろの冬の風物詩となっている「おびひろ氷まつり」に長い期間参画させていただいており、おびひろ氷まつり内の企画・運営に携わる会議体又は委員会が毎年当青年会議所内に設けられています。

 3人目は出村 哲教(でむら てつのり)御卒業です。

 「入会してすぐの新入会員卓話(※3)で「なりたい自分」というテーマで卓話を行い4年間の在籍期間様々な機会に携わらせていただきました。入ったからには全力でやろうと思って活動をしていましたが、副委員長時には如何に自分が小さな人間だったのか、それを込みで私を指導してくれたメンバーの器が如何に大きかったのかを知りました。そして委員長をさせていただいた時、タスクを与えて役割を明確にすれば成り立つと考えていた私は、人に付いてきてもらうことがどんなに大変なのかを学ばせていただきました。本年度副理事長と日本JCの役職とさせていただいて「なりたい自分」というものが、「俺が俺が」という思考から、周りを輝かせられるような経営者になっていきたいと思うようになったことが青年会議所で一番成長できたことだと思います。成長と発展の機会と素晴らしい仲間づくりから来年度も帯広青年会議所ここにありと言えるような団体であり続けてください。」

 出村御卒業ありがとうございました!

 ※卓話の内容は抜粋となりますのでご了承ください。

 ※3新入会員卓話…新入会員が年度の始めにテーマを基に3分間のスピーチを行い、スピーチに向けた準備への向き合い方や、スピーチ後にいただける講評から一人ひとりの自己成長に繋げていただくための帯広青年会議所の伝統ある事業です。 

 4人目は五十嵐 一美(いがらし ひとみ)御卒業です。

 「私は入会時の新入会員卓話で、3分間の卓話を後半2分半もの間一言も話せず、自分の考えや想いを伝えることがこんなにも苦手なのかに初めて気づきました。私には向かないと思い、会をやめようかと本気で考えましたが、同期のメンバーや当時の委員長が支えてくれました。できるだけ出ようと決めて、よほどの理由がない限りほぼ全ての事業に参加させていただき、本年度は会員拡大推進会議の議長として頑張らせていただいております。しかし、理事会(※4)は全員敵に見え、事故とかに合えば行かなくていいのでは考えるほどでしたが、副議長や幹事のみんなが「僕たちがついています!自信持って上程してください!」と背中を押して、支えてくれたおかげで今日ここに立つことができています。みんなに育てていただいたこの4年間は感謝しかなく、これからも前を向いて歩んでいけるなと思っています。この団体は絶対に見捨てませんので是非皆さんも頑張ってください。」

 五十嵐御卒業ありがとうございました!

 ※卓話の内容は抜粋となりますのでご了承ください。  

 ※4理事会…帯広青年会議所は全ての実施する事業・例会等を理事会という役職者会議にて議案を上程し、多くの議論を重ねて討議と審議を行います。

  5人目は松橋 泰尋(まつはし やすひろ)御卒業です。

 「私は8年間の在籍期間がありましたが、皆様ほどの活動はほとんどできませんでした。私の入会当時の新入会員卓話のテーマも、2020年入会時のテーマと同じく「なりたい自分」でした。その際に、40から50歳までの間に日本で誰もが知る農家になるとお話をし、卓話の講評者からは、あなたは準備不足である、青年会議所は準備が全てであると叱咤激励をいただき、まだまだ準備が足りてない私ではあります。帯広青年会議所でほとんど活動してこなかったし、ジャイアンとして育ってきた私が人の鞄を担ぐことなど考えられませんでしたが、そんな私がこの男の鞄を担ぎたいと思える出会いができたのはこの青年会議所です。そして周りが担ぎたいと思うような人間に成長するためにどうすればいいのかを日本JCへの出向から学ばせていただきました。「義」のある男になり、そこには付いていきたいと思う人達「仁」が付いてくるというお話をある方からお聴きしましたので、私もそのような男を目指し、その生き様で皆様に示していきたいと思います。」

 松橋御卒業ありがとうございました!  

 ※卓話の内容は抜粋となりますのでご了承ください。

 6人目は新谷 准康(あらや のりやす)御卒業です。

 「私は12年の在籍期間がありましたが、1年分に集約できるくらいの活動だと思います。入会当初は普通に参加させていただきましたが、仕事で急な役割の変更から全く参加ができなくなってしまいました。皆様から多くのお声掛けをいただきながらも中々参加できませんでしたが、仕事で得たものとして、口だけの人間には誰も付いてこないということをまさに実感しました。右も左も分らない役目を任され、誰よりも携わり、誰よりも早く、誰よりも良い仕事を行うことで、従業員は付いてきてくれました。最後この場に立てたことは非常に嬉しく思いますが、ちゃんと参加してこないと私のようにJCに関する話をすることが何もなくなってしまいます。経営者だけでなく、それ以外の立ち位置の方もJCにはいらっしゃいますし、社内や回り方の見られ方も考えなくてはならない時は多々あると思います。それでも、最後の集大成の場にて皆様に何かを伝え残すためには、必ず得るものありますので少しでもJCに参加していっていただきたいと思います。」

 新谷御卒業ありがとうございました!  

 ※卓話の内容は抜粋となりますのでご了承ください。

 7人目は小谷 行正(こたに ゆきまさ)御卒業です。

 「私は、周りからも様々な評判を伝えられ、いつやめてもいいから1年だけ頑張ろうという考えで入会しました。いざ入会してみると、当時26歳の私には眩しすぎるカッコ良い経営者の皆さんが非常にたくさんおり、男気しかないようなメンバーが沢山いました。私のやってきたJCは世代が一つ変わってしまっているので、今は今目指すものを見つけてほしいですし、一人ひとりがJAYCEEとして夢を描けばこの団体はもっと活性化できると思います。そして、大きな夢を描くことも必要ですが、小さな夢や目標をしっかり作り一つひとつ積み重ねていくことが重要であることが学ばせていただき、1年1年それぞれで何ができたかをちゃんと考えていくことが大きなムーンショットに繋がっていくと思います。さらに、私がJCはファミリーだと言わせていただいたことも多々ありますが、これも先輩からの受け売りで、ただの仲間だと相手に言わないで過ぎることも、家族であれば言いたいことは言わなければならないですし、深くまで入り込んで話をできると思っており、それが相手の成長に繋がると思いますので、委員会内、理事会全ての場においてファミリーとしての関係をより深めていただきたいと思います。また、JCでのモチベーションをどう保つかについて、私も一度モチベーション作りに苦労した時期もありました。結論としてはモチベーションのスイッチを如何に切らないようにするか、切れそうになっていても離れすぎないことが重要であり、誰かと関わっていれば様々な機会で支え合うことができますので、出向等多くの機会がJCにはありますので活用してください。究極の利他の精神は、突き詰めれば利己の精神であり、誰かに何かを与えることは自分に返ってくるので、色んなことに挑戦し、辛くなったらいつでも頼ってください。」

 小谷御卒業ありがとうございました!

 ※卓話の内容は抜粋となりますのでご了承ください。

 在籍年数4年から14年とJCに関わった期間はそれぞれ違いますが、7名の卒業会員の様々な経験を重ねてきた想いの丈をお聴きすることができました!

 12月には活動報告例会にて卒業式を控えておりますので、卒業までの残り短い期間ではありますが、是非多くの想いを私達メンバーに残していただきたいと思います!

 例会を担当したアカデミー委員会の皆様お疲れ様でした!

 私たちは明るい豊かな社会の実現のため、社会貢献の活動と自己啓発トレーニングなどを通じて「まちづくりとひとづくり」をする団体です。一般社団法人帯広青年会議所は、共に感動を分かち合う仲間を募集しておりますので興味のある方は下記へご連絡ください。

 また、一般社団法人帯広青年会議所では、皆様からのご意見を今後の運動の参考にさせていただきたく、アンケートを取っております。下記のリンクより、アンケートにご協力ください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA