第2回アカデミースクール「地域を知ろう」【第1部】  【2023.03.11】

皆さん、こんにちは!

3月11日(土)に、本年度新たに入会した新入会員を対象とした事業であるアカデミースクールの2回目、第2回アカデミースクール「地域を知ろう」【第1部】が開催されましたのでご報告いたします!

※第1回アカデミースクール「自分を知ろう」はこちらから!➡ https://obihiro-jc.jp/2023/20230116-2/

本スクールは2部構成で開催され、第1部となる今回は鹿追の地で十勝髙田牧場様にご協力をいただき、十勝を支える基幹産業の一つである酪農を通常業務と同じ流れで作業体験することでより地域を知る機会となりました!それでは事業の内容をご覧ください!

※酪農では、大きく分けて早朝と夕方の時間で乳牛の世話や搾乳等を行います。今回は夕方の業務時間に合わせた実施をしました。

まず始めに、理事長 世良 雄大(せら ゆうだい)君より、「非常に貴重な経験となりますので、アカデミーメンバーだけでなくオブザーブの皆様も積極的に体験していただき地域への理解を深めてください。」とご挨拶をいただきました。

次に、アカデミー委員会※1 委員長 清水 隆吉(しみず たかよし)君より、「少しの体験ではなく、本気の作業体験だからこそ得られる多くの気づきや学びがあると考えていますので、今日の経験を今後への糧や原動力としてください。」と開催の趣旨を説明いただきました。

アカデミーメンバーは、講師の十勝髙田牧場 代表 髙田 泰輔(たかだ たいすけ)様[写真左]と、アカデミー委員会 副委員長 中川 純(なかがわ じゅん)君[写真右]より一つひとつ説明を受け、牧場の普段の業務スケジュールと同じ時間と内容で酪農の作業体験を行いました!

まずは、ネワラ(牛の寝床となる藁)をきれいなものと汚れたものに分けて牛床内を清掃しました。ホークを使いネワラの分別作業をしているのはアカデミー委員会の川人 美由紀(かわひと みゆき)君です。牛の排泄物や汚れで藁は重くなるため、全ての清掃が終わる頃には全員汗だくになっていました!

次に、きれいに清掃した牛床に、新しい藁を敷いていきます。藁を抱えて作業に当たっているのはアカデミー委員会の斉藤 達也(さいとう たつや)君です。牛床には牛の背後から入るため、急に近づくと牛が驚いてしまうので、声を掛けたり触ってあげたりしながら一頭一頭に気を遣って作業を進めています!

オブザーブのメンバーも作業にご参加くださいました。アカデミーメンバーと一緒に作業を行っているのは、会員拡大推進会議 議長 五十嵐 一美(いがらし ひとみ)君[写真左]と、理事長 世良 雄大(せら ゆうだい)君[写真右]です。アカデミーメンバーだけでなく、参加いただいたオブザーブの皆様にとっても貴重な機会となりました!

搾乳をする際にはまず、手搾りを行います。これで汚れや固まった生乳などを先に排出し、きれいな生乳を搾乳できるようにします。

でもこれがとても難しい!手搾りにはコツがあり、アカデミーメンバーは皆初めての作業に苦戦しながらも頑張っていました!講師の髙田様の指導を受けながら手搾りをしているのは、アカデミー委員会の川合 佑介(かわい ゆうすけ)君[写真奥]です。

そして搾る生乳に汚れ等が入らいように、消毒を行い乳頭や周辺を念入りに拭きます。作業に当たっているのは、アカデミー委員会の中島 佑斗(なかじま ゆうと)君です。牛の傍で作業するときには必ず片手で足に触れて、牛が急に動いたり足を上げたりしても気付くようにしています。

さあ、搾乳機を繋いでいきます!真空を保って機械を繋がないと、生乳に空気が入ってしまうため、これも簡単にはいきません!搾乳機を繋いでいるのは、アカデミー委員会の嶋木 正(しまき ただし)君[写真上]と、桐山 大地(きりやま だいち)君[写真下]です。機械も軽いものではない上に素早く繋がないとならないため、苦労しながら作業を進めていました。

 アカデミー委員会の清水委員長も、アカデミーメンバーと一緒に懸命に作業を行っていました!搾乳や片付け等の作業が終わる頃には外は日も落ちて真っ暗です。

 約4時間に渡る作業が終了した後は、十勝髙田牧場様から出荷された生乳がどのような工程を経て私たち消費者のもとに届くのかの説明を行いました。

今回は十勝髙田牧場様で飼育されたジャージー牛の生乳が商品化されるまでの流れを、有限会社十勝ミルキー様と株式会社ルーキーファーム様で事前に取材と撮影を行って編集したVTRを見ていただき、十勝で行われている二次産業に触れていただきました。

※写真は、飲むヨーグルトの製造工程のVTRを抜粋したものになります。

 またVTRの中では、株式会社いちまるホールディングスカンパニー 代表取締役社長 加藤 祐功(かとう ゆうこう)様にご出演いただき、「商品開発と販売戦略に取り組む上で、十勝は道外からも海外からも非常にブランド価値が高く、多くのニッチな層にまで需要のある地域である。」と熱い想いをお話しいただきました!そして、参加いただいたメンバー皆で、ジャージー牛から商品化された牛乳や飲むヨーグルト、アイスクリームやプリン等を試食しました!

 ※写真はVTRの抜粋になります。

 ※有限会社十勝ミルキーと株式会社ルーキーファームは、株式会社いちまるホールディングスカンパニーの企業です。

 最後に、本日の講師である十勝髙田牧場 代表 髙田 泰輔(たかだ たいすけ)様より、一次産業の重要性や十勝の可能性について生産者側として本日のまとめのお話をいただきました。

 さて!第2回アカデミースクール「地域を知ろう」はこれで終わりではありません!

次の第2部は、3月18日(土)に、広瀬牧場ウエモンズハート様を舞台に開催されます!是非お楽しみに!

アカデミー委員会の皆様本当にお疲れ様でした!

※1 アカデミー委員会・・・入会1年目の新入会員が最初に配属になる委員会で、1年間を通して青年会議所の様々な学びを得る委員会です。

私たちは明るい豊かな社会の実現のため、社会貢献の活動と自己啓発トレーニングなどを通じて「まちづくりとひとづくり」をする団体です。一般社団法人帯広青年会議所は、共に感動を分かち合う仲間を募集しておりますので興味のある方は下記へご連絡ください。

 また、一般社団法人帯広青年会議所では、皆様からのご意見を今後の運動の参考にさせていただきたく、アンケートを取っております。下記のリンクより、アンケートにご協力ください。

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